浜松市の鍵屋のブログ　アイロックスタイル

  

お店をやっているオーナーさんからの相談で、
強風の日、
店舗の入り口ドアを開けた時、
勢いよく開いてしまい、
ドアが壁にぶつかりガラスが割れてしまったそうです

実は今年2020年になってこの相談は5件程受けました。

そのくらい多い相談です。

対策方法はいろいろあるのですが、
割と簡単にできる対策として、
バックチェック付きのドアクローザーに交換するという方法があります。

バックチェックとは、
勢いよくドアが開いてしまった場合、
80度くらいの位置でドアが開くのを制御する機能です。

ドアが開くのがグッと重くなり、
勢いよく開くのを防いでくれます

100％防げるかは現場によってしまいますが、
かなり効果があります



見た目は普通のドアクローザーと変わりません。




80度くらい開いたこの位置からグッと効きます。

バックチェックの調整弁が付いているので、
強弱の調整ができます。

強くすると手で押しても重くてなかなか開きません。

文で伝えるのは難しいですが、
強風対策にはもってこいの製品です。

今回はニュースター社のドアクローザー
バックチェック付きを使用しましたが、
他社でもバックチェック付きのドアクローザーはあります。

強風・突風でドアが勢いよく開き、
危険で困ってしまうという方は1度検討してみてください




  

マンション外部の出入口に、
セキュリティの為鍵が付いています。





手を入れても開けれないように
内側・外側がキーシリンダーになっています。

野外の為、常に雨風が直撃しています

ハイセキュリティのディンプルキーですが、
ホコリに弱いという弱点もあります。

入居者さんが鍵を差したら
抜けなくなってしまうというトラブルがありました。

理由はシリンダー内の溜まった汚れで、
シリンダーピンの動きが悪いからです。

サビも広がっていました



新しいシリンダーに交換しても
また同じことになってしまうので、
対策として、
防雨・防塵のシリンダーキャップの取り付けを提案しました

管理組合さんにスグにオッケーをもらい取り付けしました。



カバーが付いているので
雨・風・ホコリの侵入を防ぎます。



使用するときはカバーを上げます。



もちろん外側・内側の両面取り付けています。

良い提案ができたと思います

長持ちしてくれたら嬉しいです

  

施設の入り口の鍵を
暗証番号タイプへ変更してきました。

現在はMIWAのレバー錠
LAが付いています。



鍵穴の部分を暗証番号タイプ
キーレックス500へ変更します。



こういった感じになります

以前から鍵穴の所を暗証番号タイプへ変更する製品は
あったのですが、緊急時開錠用の鍵が付いていませんでした。

昨年に新しく緊急時用の鍵付きが販売され、
今回はその鍵付きを取り付けました。



鍵はディンプルキーが２本付いています。

とても使い易い製品です

暗証番号タイプへの変更工事はお任せください



  

店舗の裏口の電気錠が壊れているので
交換してほしいと頼まれました。

一度別の業者さんに
依頼をしたようなのですが、
交換ができなかったようです。



MIWAのALAという電気錠です。
一般的な電気錠ですが、
別の業者さんが、なぜできなかったのかなぁと思い
下見していると理由が分かりました。



Panasonicの制御盤を使用していました。

制御盤とは電気錠の動きを設定する機器なので
電気錠を使用の際には必ず必要です。

MIWAの電気錠の場合、
制御盤もMIWAが使用されている場合が多いですが、
今回のように違うメーカーの場合もあります。

制御盤が違うメーカーの場合、
配線の結線の仕方が違ったりします。

今回の場合、
一見するとMIWAのALAなのですが、
実は電気錠の内部構造が通常とは違い、
Panasonic用になっています。

製品の見ためやサイズは一緒なので、
経験が無いとまず判断できません。

製品はMIWAのALA3NというPanasonic専用になります。

新しい電気錠ALAでは動きません。
ALA3N、この製品でないと電気錠が動きません。




ALA3Nとは別に専用の変換アダプターも必要です。

今回はかなり専門的な記事になりました。

電気錠の交換・点検メンテナンスはお任せください